2021/01/25 00:25

「いっぽ、にほ...」

ぶん  シャーロット・ゾロトウ

え    ロジャー・デュボアザン

やく  ほしかわ なつよ



 おかあさんと小さな女の子の

心和む素敵な散歩のお話です。


一歩、二歩、女の子は、玄関の階段をおりて

歩き始めます。


黄色の花

灰色の猫。


女の子は、歩を進める度に、

いろいろなものをみつけます。

青い鳥、白い小石、

風にふかれて踊っている洗濯物、

牛乳屋さんの馬・・・


女の子にとってはどれもこれも新鮮で興味深いものばかり。


お母さんと女の子がゆっくりと、丁寧にお散歩を楽しんでいる姿に

ほのぼのとします。






家にもどり、玄関の階段を一段のぼったところで・・・

ラストシーンも可愛かった。

ゆとりある子育てに、共感。


作者のシャーロット・ゾロトウと言えば

「まっててね」 や 「ねえさんといもうと」

が思い出されます。

どちらも、愛に溢れた素敵な絵本です。